最近、資格試験や家庭の行事のためにレザークラフトをする時間が無くなかなか製作ができなかったのですが、ちょっと時間があったので立体成型で車用のキーケースを作成しました。
車のカギを開け閉めとスライドドアの穴を開けるか迷ってのですが、あまり使うこともないので今回は穴無しで作りました。
車キーケース立体成型
まず初めに車キーケースの立体成型用の木枠を作成します。
縦と横共に20㎜の角材をホームセンターで買ってきて木枠を作ります。
木枠作りもだいぶん慣れてきました。
内枠は、車のキーをそのまま使うので水が浸透して壊れてはいけないようにラップで包みます。
革を少し大きめに切って水に浸して木型に押し込みます。
丸一日くらい木型にはめたまま乾燥させて取り出し周りを整えていきます。
車キーが微妙に台形みたいになっているので少し端っこが膨らんでしまいました。
車キーケース作成
先ほど立体成型した革にボタンの雄を取付けます。
車キーの入れ口をレースかがり用の穴を開けてかがっていきます。(かがり済の写真がなかった…。)
土台となるわか革と内張りとなる紫の羊革を大きめに切って張り合わせます。
立体成型した革に軽くボンドを付けて引っ付けます。
位置を確認し裏面にフックを取付けます。(ちょっとズレてますが…。)
余分な革を切り形を整えます。
土台部分と立体成型した革に菱目打ちで穴を開けて縫い合わせていきます。
久しぶりに縫ったので少し腕が落ちているような…。
コバを水とトコノールで磨いていきます。この作業はコバがツルツルになっていく過程が楽しいですよね!
表の蓋になる部分もレースかがり用の穴を開けてかがっていきます。
これで完成です!
まとめ
久しぶりに作ったので、時間も忘れて無我夢中で一気に仕上げました。
やっぱり作るって楽しいですよね!
反省点としては、袋部分が深すぎてキーを取り出すのが大変です。
あまり取り出すこともないので気にならないかな…。