今回も著書『はじめてのレザークラフト』に収録されているコインケースについて製作過程を紹介していきます。
コインケース製作過程
型紙作成
今回は、すんなりプリンター動きました!
155%で拡大して印刷するのですが、家庭用プリンタでは厳しいですね。方向を変えて2回に分けて印刷しました。
型紙を切り出したらこんな感じです。
革切り出し
銀ペンを買ったのですが、銀ペンだと線の幅が広いため切り出す際の誤差が大きくなりそうだったので、今回はシャープに線が引ける目打ちを選択しました。
途中で型紙がズレるのを防止する目的で両面テープで数か所固定しています。
切り出し完了です。
床面の毛羽たちがひどかったので、トコノールとガラス板を使って床面の処理を行いました。この処理は、初めの段階で行ったほうがいいですね。トコノールで処理すると床面がしっとりし毛羽立ちが抑えられます。
ベルトの糸が通る部分をカッターで薄くします。(ちょっとわかりにくいですね…。)
菱目打ち穴あけ
ネジ捻を4㎜に合わせてガイドラインを引いて、菱目打ちで穴を開けていきます。
縫い合わせ
ベルト部分、本体を縫い合わせていきます。
革が重なる部分が多くあり縫うのが難しいです。
何とか縫い終わりました。
仕上げ作業
コバを落としトコノールを塗ってプレススリッカーで磨いていきます。
完成!
完成だと思ったんですが…。お金を入れて開けてみるとお金がポロポロ落ちてくる…。
なんで!!
…お金を入れるポケットの部分が上下?左右?逆でした!!
痛恨のミスです。悔やんでもあとのカーニバル(祭り)です。
縫い終わって思ったんですが、菱目打ちで穴を開ける前に全部ボンドで接着してしまえば、菱目もズレないし、パーツをつけ間違えることもなかったのではないかと!
明日にでも縫い直そうかな…。
今回の反省点
・完成品をイメージして作品を作成する。
・菱目打ちで穴を開ける前にくっ付けられるものはくっ付ける。
まだ、作り始めて2作品目なので、この失敗を糧に次の作品の製作に取り組みたいと思います!