レースかがりを練習したくて、著書『はじめてのレザークラフト』に掲載してあるキーケースを作成しました。
『はじめてのレザークラフト』には、3連ハトメ抜きでトリプルステッチとなっていますが、3連ハトメ抜きが近くのクラフトショップに売っていなかったのと初めてのかがりのため、平目打ちで穴を開け、ダブルステッチで作成してみました。
キーケース作成
今回は、著書『はじめてのレザークラフト』に付属している型紙をコピーするのではなく、寸法を見て直接型紙を作りました。
革に目打ちで線を引いて裁断します。革の端っこの方だったので細かな皺が目立ちます( ;∀;)
床面にトコノールを塗って毛羽立ちを抑えます。また、レースが掛からない部分のコバもトコノールで磨きます。
金具類の穴をハトメ抜きで開けてボタンやキーを取付ける金具を革に取付けました。この後で平目打ちで穴を開けていくのですが、先に金具類を取付けたために穴開けに苦労しました。やはり本に載っている手順を守らないといけませんね…。
各パーツをボンドで接着し乾燥するまで待ちます。
ネジ捻で4㎜の線を引き、平目打ち2本目3㎜で穴を開けました。平目打ちの1本目を持っていないのでコーナーの穴開けには苦労しました。(平目打ち1本目発注中(笑))
平目打ちの切れが悪いのか、革が固いのか、革を2枚重ねて穴を開けたのが原因なのかわかりませんが、内側部分の革の割れが目立ちます。
初めてのレースかがりです。著書の『はじめてのレザークラフト』に写真付きで丁寧に説明されていますが、初めてだとなかなか難しですね。差し間違えやレースの向きの修正を繰り返しながらかがっていきます。
レースは、幅3㎜の長さ90㎝ものを4本使ったので、トータル360㎝ですね。
最後までかがり終えて完成です!
最後の末端処理方法を写真や動画を見ながらおこないましたが、うまくいきませんでした…。
やはり内側の革の割れが目立ちます。
ボタンを留めると仕上がりはこんな感じです。初めてのレースかがりですが表は、そこそこいい感じに仕上がっています。
まとめ
初めてのレースかがりでしたが、いろいろと応用が利く技法なので完璧にマスターしたいですね。値段もそこそこで豪華に見えるので今後の作成でも取入れていきたいと思います。
また、仕事もそうですが段取りや進める工程にも気を配りながら作る大切さを学びました。