作業環境測定士

【作業環境測定士】放射性物質(崩壊様式)

投稿日:2018年6月14日 更新日:

今回は、私が平成28年度に解けなかった放射性物質の崩壊様式についてはついて説明していきます。説明するといっても私自身も深くは理解していません。( ゚Д゚) こうすれば解けるのではないかなぁって程度です。

私自身の考えとしては、資格試験は合格がゴールではなく、合格がスタートと考えています。まずは、兎に角合格してスタートラインに立つことを目標に学習していきます。

これまでの崩壊様式の問題を見ると2つの出題パターンがあります。私は、平成28年度に1つのパターンしか勉強していなくて解くことが出来ませんでした。

パターン1:放出率に数値の設定がないもの

パターン2:放出率に数値の設定があるもの

早速、説明していきます。

 

放射性物質(崩壊様式)パターン1:放出率に数値設定がないもの

パターン1)次の崩壊様式をもつ放射性核種から放出される0.412MeVのγ線の(γ2)の数が毎秒4.0×10²であるとき、その核種の放射能の正しい値はいくつ?ただし、記号ce1は内部転換電子でありγ2とγ3の放出率は等しい。

まずは、γ2とγ3の放出率は等しいので赤丸の24%を2で割る。

24%÷2=12%

核種の放射能は、

核種の放射能×0.12=4.0×10²

核種の放射能=4.0×10²/0.12=33.3×10²

答え.3.3×10³ Bq

 

放射性物質(崩壊様式)パターン2:放出率に数値設定があるもの

パターン2)次の崩壊様式をもつ放射性核種から放出される0.412MeVのγ線の(γ1)の数が毎秒2.0×10²であるとき、その核種の放射能の正しい値はいくつ?ただし、励起レベル0.412MeVからの内部転換電子(ce)の放出率は、5.0%であり、γ2とγ3の放出率は等しい。

まずは、100%から内部転換電子(ce)の放出率5.0%を引く。

100%-5.0%=95%

γ2とγ3の放出率は等しいので赤丸の30%を2で割る。

30%÷2=15%

青丸の60%と上記の15%を足す。

60%+15%=75%

核種の放射能は、

核種の放射能×0.75×0.95=2.0×10²

核種の放射能=2.0×10²/0.75×0.95=2.8×10²

答え.2.8×10² Bq

 

いかがでしょうか。

間違いや指摘がある場合は、お問い合わせよりコメントお願いいたします。

 

 

 


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